ネットワーク監視はどこまで自動化できるか

ネットワーク監視は地味ながらミスの許されない仕事

ネットワークエンジニアを目指す人にとって、初歩的な仕事の1つにネットワーク監視が挙げられます。この仕事は文字通り社内ネットワークを監視するため、基本的にはさまざまな機器のモニタを眺める作業です。監視する対象はネットワークばかりでなく、サーバーが含まれる場合もあります。こうした監視業務は地味で退屈な作業かもしれません。しかしながらネットワーク監視担当者は、万が一の障害発生時にも迅速に対応することを要求されます。障害が発生する以前に小さな問題点をもいち早く発見し、システムダウンのような事態に発展するのを阻止しています。ネットワークやサーバーの監視業務は、それだけミスの許されない重要な仕事なのです。

ネットワーク監視の半自動化を実現させるソフトウェア

多くの企業ではそうした監視業務に経験の浅いエンジニアを人選しています。現在では監視ソフトウェアも可能な限り自動化されており、熟練者でなくてもコツを覚えれば監視できるようにできているのです。ネットワークの死活管理やリソース管理・トラフィック管理などが監視すべき項目です。そうしたチェック項目を経験の浅いエンジニアでも監視できるように、ネットワーク監視ソフトウェアは工夫されています。SNMPというプロトコルを使ってネットワーク上の機器から管理情報を収集する手法が現在の主流です。監視状況はモニタ上でリアルタイムにグラフィカル表示され、一定の閾値を超えると管理者にアラート表示する仕組みとなっています。

人為的ミスを最小限にできるネットワーク監視システム

人間とはミスを犯す存在です。障害発生が許されないシステムでは、そうした人為的ミスを最小限に食い止めるような設計が求められます。ネットワーク監視ソフトウェアもまた例外ではありません。自動化できるところは徹底して自動化することにより、人為的操作の部分を可能な限り簡略化しているのです。ネットワークやサーバーは、障害が発生しないのが当たり前だと思われています。順調に稼働している間は誰もが監視業務の重要性を意識することなくネットワークを利用しています。障害が発生したときに初めてその存在を意識し、復旧が遅れると不満を抱きます。そうした不満を極力回避するため、ネットワーク監視システムは進化してきたのです。

ネットワークに流れるデータ量を監視し、分析するのがフロー監視になります。SNMPとパケットキャプチャの良いところを合わせもった監視方法になります。